就業規則は、職場のトラブルを未然に防止し、
安心して働ける職場づくりに欠かせない、言わば「職場の憲法」。
その役割は、労働条件の包括的合意と企業秩序維持にあります。
従業員の労働条件と職場規律を統一的に決定し、
労使双方の権利、義務を明確にし、労使間トラブルの未然防止に貢献します。
さらに、万が一トラブルとなったとき、
就業規則の内容が、紛争解決への重要な法的根拠としての役割も果たします。
また、法改正時、新たに制度を導入した時などの改定も欠かすことができません。